取扱商品紹介
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メッキ種類

用途に合わせたメッキ処理をご紹介します。

三価クロメート(白)

三価クロメートとは、亜鉛メッキの防錆性能向上や外観性向上などが目的で処理されるクロメート処理で、工業製品に広く用いられています。
亜鉛メッキ後に三価クロムを含む溶液で処理を行うことによって、金属表面で化学反応を起こし、金属表面に化成皮膜を形成します。
以前は六価クロメートが主流でしたが、環境汚染、人体への影響の観点から、三価クロメートへの切り替えが進んでいます。

三価クロメート(黒)

三価クロメート(黒)は黒色となるように調整された三価クロメートを指します。
亜鉛メッキ後にクロム酸で処理を行いますが、その処理剤に添加された硫黄とコバルトが反応し、硫化コバルトへ変化することにより、黒色となります。
三価クロメート(白)の色違いとして処理されるメッキで、メッキ色による区別をしたい場合や、他部材と外観色を合わせる必要がある時に使用されます。

ニッケル

ニッケルとはその名前の通り、ニッケルを用いたメッキ処理を指します。
美しい外観と優れた耐食性を有しており、幅広い用途で使用されています。
処理の仕方で電解ニッケルメッキ・無電解ニッケルメッキの2つに分かれており、外部電源から供給される電気を利用するのが電解ニッケルメッキです。
無電解ニッケルメッキは電気を利用せず、化学的還元作用によりメッキを施す手法です。無電解ニッケルメッキは、電解ニッケルメッキよりも均一に被膜を析出できるのが特徴です。

クロム

クロムとは、対象物にクロミニウムと呼ばれる金属を析出させるメッキのことです。
用途により、装飾クロムメッキと硬質クロムメッキに分かれます。
装飾クロムメッキはクロミニウムの光沢のある色調を生かし、外観を整えるために使用されます。
硬質クロムメッキは、装飾クロムメッキより厚い皮膜を施すことにより、硬度と耐摩耗性・密着性に優れた皮膜を形成し、機械部品や金型などの工業製品に使用されます。

六価クロメート

クロメート処理とは亜鉛メッキ後に処理を行うクロム酸を用いた化成処理のことで、六価クロムを使用しているものを六価クロメートと呼びます。六価クロメートは優れた耐食性をもち、皮膜に傷がついたとしても、水溶性の六価クロムが溶け出し、自分自身で皮膜を修復する自己修復作用を持っています。
以前は六価クロメートがクロメート処理の中の大半を占めていましたが、近年、環境汚染、人体への影響が危険視されている六価クロムの使用を制限する動きが広まっていることから、六価クロメートに代えて、三価クロムを用いた三価クロメートに切り替えが進んでいます。

ユニクロ

ユニクロは亜鉛メッキに光沢クロメート処理を施す処理のことです。色調はシルバーに青みがかかっており、ユニクロを行うことにより、亜鉛メッキの耐食性を向上させ、外観性も良くなる効果が得られます。
しかしながら、ユニクロはメッキ処理に六価クロムを使用するため、環境負荷が大きく、六価クロメートと同様に三価クロムを用いた三価クロメートに切り替えが進んでいます。

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